前回、夫への不満が募り、
「離婚したい・・・」と思うようになっていったところまでの
お話しをしました。
離婚したいという思いは、私の中で日に日に強くなり、
ネットで離婚の情報をいろいろ検索するようになりました。
(その時に、たまたま検索に引っかかったのが、私をどん底から救ったセラピーを
されているセラピスト兼、講師の方のブログでした。
そのセラピーを受けた話は、また別の機会に書こうと思います。)
離婚しか頭になくなっていた私は、離婚について色々調べ上げ、
当時、役所関係のお仕事をしていたこともあり、
友達に頼まれたと知り合いお願いして、
離婚届もスムーズに入手。
その時は、自分が離婚届に記入して、持っていることで、
それが究極に苦しくなった時の逃げ道というか、
自分のお守りのようにしようと思っていました。
でもある日、大喧嘩になったことがあり、
ついに夫に離婚届を突きつけました。
そして、
私は、夫にサインまでさせたのです。
子供の親権欄も全て自分の思い通りに書きました。
(今思うと本当にひどい鬼嫁ですね)
夫は、
「そんなにオレのことが嫌か?」
と悲しそうに書いていたのを覚えています。
それから数年。
現実には子供がいることもあり、なんとか経済的に自立しなければと考えながら躊躇していました。
というより、全く現実が見えていなかったんです・・・
私は、いわゆるこじらせている人でしたから。
そこからセラピーを学び、セッションを受けて自分と向き合う中で、
大きな気づきがありました。
セラピストである師匠から言われたのです。
「あなたは、旦那さんに対して怒っているのではなく、
あなたは自身に対して怒っているんでしょ?」と。
「旦那さんを許せないんじゃないよね、
自分自身を許せないんだよね」と。
初めは、言われていることがよくわからなかったのですが、
次の瞬間、
ハッとしました💦
まさに、その通りだったからです。
夫に対してずっと怒ってきた、それは事実なのですが、
でもそれは、実は、私自身への怒りだったのです。
こんな夫を選んでしまった自分に、
こんな生活をしている惨めな自分に、
思い通りの人生を生きていない自分に、
そんな自分に対してずっと怒っていたのです。
夫への怒りの矛先、これ実は、自分自身だった!!
誰かに対して怒っている人は、自分に対して怒っているんです。
例えば、
親が許せない → 親にされたことを受け入れるしかなかった無力な自分が許せない
夫(妻)が許せない → こんな夫(妻)を選んだ自分が許せない
自分を傷つけたあの人が許せない → 傷つけられることに抵抗できなかった自分を許せない
などです。
どんな相手に対しての怒りも、それはあなた自身への怒りなんです。
自分で、自分に怒って、絶対に自分を許さないのです。
だからとても苦しくなるのです。
私は、それを身を持って体験しました。
それ、どういうこと?
それ、本当なの?
と思う方は、バイアス・シフトで自分自身に聞いてみると、
驚きがあるかもしれません。
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それでは、夫の怒りを持てなくなった理由についても、
別の機会にお話しできればと思います。